3.7  ソウル・ナンバー(氏名の母音)


今回は、数秘術で取り扱うコア・ナンバーのうち「ソウル・ナンバー(Soul Number)」についてご説明します♪

ソウル・ナンバーは文字通り「魂の数」で、その人が本当に求めていることや大切にしている価値観を表します。次回ご説明するパーソナリティー・ナンバーが他人から見られている外的なイメージを表すのに対して、ソウル・ナンバーは内的な性格を表します。普段は心の奥底にしまわれていることが多いため自覚しにくいといわれますが、その人のソウル・ナンバーが表す性質が満たされていないと欠乏感を感じます。「自分が心から本当に求めているものは何か」という心の声に耳を傾け、それを満たしてあげるようにすると、心は充足感を覚えます。

ソウル・ナンバーは氏名をヘボン式ローマ字で表記し、母音(A、I、U、E、O)のみを使用して算出します。母音は「人間の本質を表す」「天の調和を表す」といわれます。心の奥深くで本能的に求めているものに耳を傾けることで、本当の自分との調和に繋がります。

ソウル・ナンバーの算出方法をご説明します。

氏名をヘボン式ローマ字で表記し、その中から母音(A、I、U、E、O)のみを各アルファベットに対応した数字に変換し、それらの数を全て足します。足した数の合計が1桁になるまで分解・加算を繰り返します。11、22、33はマスター・ナンバーなので、1桁にせずその数字をそのまま採用します。

(例)「佐藤 一郎」さんの場合

ICHIRO  SATO

氏名の母音(A、I、U、E、O)のみを数字に変換します。

IIO  AO

996   16

9+9+6+1+6=31

3+1=4 ソウル・ナンバー=「4」

ソウル・ナンバーと他のナンバーが異なる数字で、それらの数字の性質も異なる場合、ギャップを感じるかもしれません。私の場合、ライフ・パス・ナンバーとディスティニー・ナンバーはどちらも「5」ですが、ソウル・ナンバーが「22/4」で「22」は「4」の性質も持ち合わせているため、自由や変化を表す「5」に対して、心が本当に求めていることは現実的で安定を表す「4」であることから、確かに両面あるなぁと感じ、どちらか一方だけではどこかソワソワするように感じます。ソウル・ナンバーだけではなく、コア・ナンバーの中に異なる性質を持つナンバーがある場合は、それらのナンバーの間を取り持つナンバーとして、ブリッジ・ナンバーというものがあります。ブリッジ・ナンバーは、該当するナンバーの、数が大きい方から小さい方を引いて算出します。ブリッジ・ナンバーは、その算出された数の性質を使って、自分の中の異なる性質や欲求を両方とも満たせるように、橋渡しをしてくれるナンバーです。

今回は、心(魂)が本当に求めている価値観・欲求を表すソウル・ナンバーについて書きました♪

※.数秘術は占いの一種です。ご自身がピンとこられる部分のみお受け取りください。トラブルや損害については責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

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