3.14 数秘4


今回は数秘術における「4」の性質・意味をご説明します♪

1.キーワード

安定、現実的、基盤、秩序、構築、管理、機械的、真面目、信頼、持久力、変化を嫌う、融通が利かない

2.形・象徴

「⬜」「+」「卍」がベースになっています。1~9までのうち空間を持つ数字は4、6、8、9とありますが、直線のみで書かれる数字は「4」のみです。

春夏秋冬の四季、東西南北の四方位、火・土・水・風の四元素説、DNAの4種類の塩基配列などにみられるように「4」は物質世界・現実世界を構成する土台となる数です。このことから「4」は「安定・固定」「現実」「秩序」などを象徴します。

3.性質・役割

「4」は数の中で最も「現実的」な数です。物質世界を具体的に構成し、整然としていて秩序だった基盤を表します。春夏秋冬の四季や東西南北の四方位のように、順番、規則が常に一定で「システマチック」で順序だてられたものを意味します。このことから物質世界・現実世界の「土台・基盤」をつくり、物事を「安定」させ、一定の法則に基づいて「機械的」に実行する性質があります。コツコツと継続する「持久力」があり、物事を確実に遂行する性質は「信頼」「堅実」という印象を与えます。

このように「4」は秩序だった「安定」した基盤を構築するため、別の言い方をすれば「変化を嫌う」「保守的」な性質があります。ルールに基づいてシステマチックな働きをするため、多くの「制約」があり「融通が利かない」「柔軟性に欠ける」面を持ち合わせています。

「4」の性質がプラスに振れすぎると、自分の考えや行動に固執し、頑固さが目立つようになります。不安感から力みが強くなり、緊張状態が続きます。物質や目に見える外側の保証に目が向き、現実志向に偏るようになります。「4」の性質がマイナスに振れすぎると、整理整頓が得意で合理的な性質を持つ「4」とは反対に、怠惰で無気力となり、非現実的で不安定な状態になります。

4.各ナンバーの説明

4.1 ライフ・パス・ナンバー(生年月日8桁)

「現実世界」で「基盤づくり」や「管理業務」に縁があります。「4」の人は地に足のついた現実的な人で、実務能力があり、几帳面で計画通りに物事を実行します。時間に追われる環境より、マイペースにゆっくりと時間をかけて、着実に土台を築いていきます。

仕事でも家庭でも「安定」や「安心」を求めます。

4.2 バースデー・ナンバー(生年月日の日にち)

コツコツと地道に継続できて「真面目」で「堅実」な性質が強みです。「責任感」があり、最後までやり遂げようと努力することができます。ルーティンワークが得意で「管理能力」も高いため、組織での活動が向いています。

4.3 チャレンジ・ナンバー(生年月日の月日)

「4」の「継続」「構築」という性質から、目標に向かってコツコツと継続すること、最後までやり遂げようと努力することが目標です。また「物質的」「現実的」という性質もあわせると、自分が取り組んでいることを記録や作品などを通して、目に見える形に残していくことが課題です。

4.4 ディスティニー・ナンバー(氏名)

社会のルールを自ら守り「安定」をもたらすことが役割です。「4」の人はリアリストで安定志向、「現実的」な実行力があり、リスク管理にも長けています。世の中が安心して暮らせるように、基盤となるインフラや建設業、メーカー、数字を扱う銀行や経理のような、現実的に形あるものを取り扱うことに向いています。秩序や安定を重んじ、土台から支える役割があります。

4.5 ソウル・ナンバー(氏名の母音)

生活や人生に「安定」を求めています。目に見える物質的なものや、誰が見ても明白である事実を好みます。色々なことを想定し、リスク管理にも長け「計画的」に物事を遂行することを好むため、変化や不安定な状況は避けたいと思っています。

4.6 パーソナリティー・ナンバー(氏名の子音)

地道にコツコツと実行する姿から、周りの人から「真面目」で「信頼の置ける」人、という印象を持たれています。「保守的」で「伝統的」なものを好む傾向にあるため、落ち着きのある「堅実」な印象を与えます。規則やルールを重んじキッチリとしている姿は、ときに「頑固」に見られることもあるかもしれません。

4.7 マチュリティー・ナンバー(生年月日+氏名)

成熟するとますます実践的で計画的となり、人生後半では、仕組みやシステムを構築することに縁がありそうです。「4」には「基盤」「秩序」という性質があります。バラバラなものをまとめて整理されたルールを作ったり、マニュアルがないところへ自身の経験や記録からマニュアルを作ったり、目に見える形で残していくことが「4」の役割です。仕事でも家庭でも、安定した環境を築けるように「忍耐強さ」や「計画性」をもって、目標に向かって着実にプロセスを踏み、現実的な形に落とし込んでいきます。そのような姿は、周りの人からの「信頼」にもつながります。

5.気をつけたい一面・課題

予めプランを立て、物事を計画的に順序だてて実行する性質があるため、想定外のことへの臨機応変な対応は不得意かもしれません。人生に予想外のハプニングはつきものなので、ときにはルール変更をしたり計画を練り直したりして、柔軟に対応することも必要かもしれません。自制心が強いため、一人で抱え込んだり、自分に課している制約も多いです。

「4」の人は真面目で正しく在りたいと思う人が多いと思いますが、ときには正しさや常識はおいて、自分にも他人にも厳しくなりすぎないように気を付けた方がいいかもしれません。

ご自身や身近な人のコア・ナンバーの中に「4」がある方はいらっしゃいますか(^^)?「4」は「女性性」「陰」に分類されますが、物質世界を象徴し、数字に強くシステムづくりが得意なため、男性的な印象があります(^^)

今回は数秘「4」についてご説明しました♪

※.数秘術は占いの一種です。ご自身がピンとこられる部分のみお受け取りください。トラブルや損害については責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

PAGE TOP