
今回は、数秘術で取り扱うコア・ナンバーのうち「チャレンジ・ナンバー(Challenge Number)」についてご説明します♪
チャレンジ・ナンバーは今世で挑戦すべき目標・課題で、今世で辿り着こうとしている人生のゴール地点を表すナンバーです。来世の自分を表す、来世につながる数字ともいわれます。チャレンジ・ナンバーは他にも呼び方がありますが、沢山あって混同しやすいので、ここではこの呼び方に統一したいと思います。
チャレンジ・ナンバーはこれまでの人生ではあまり縁がなかった、もともと自分の内側にはないもの、苦手な部分を示すことが多いといわれます。あえてその苦手な分野を目標に掲げることで、人生の後半においてやりがいや生きがいを与えてくれる、人生の羅針盤となるようなナンバーです。
チャレンジ・ナンバーの算出方法は、生年月日の月日を1桁に分解して足し、合計が1桁になるまで繰り返します。合計の数が11や22になった場合は、これらはマスター・ナンバーなのでこの数字をそのまま採用します。例えば12月7日生まれの人であれば、1+2+7=10、1+0=1で、チャレンジ・ナンバーは「1」となります。
前回ご説明したバースデー・ナンバーは、モダン・ヌメロロジーでもカバラ数秘術でも取り扱われていますが、チャレンジ・ナンバーはカバラ数秘術で取り扱われるナンバーです。モダン・ヌメロロジーでは、チャレンジ・ナンバーと同様の意味を持つナンバーとして、今後ご説明予定のマチュリティー・ナンバーがあります。「マチュリティー(Maturity)」とは「成熟」という意味で、人生の後半において重要になってくる数字とされます。マチュリティー・ナンバーは、性格や資質を表す今世のメインのナンバーであるライフ・パス・ナンバーと、今世で果たすべき使命や社会的な役割を表すディスティニー・ナンバーを足した数から導き出します。ライフ・パス・ナンバーは生年月日8桁、ディスティニー・ナンバーは氏名をアルファベットで表記し、各アルファベットに対応した数字から算出します。マチュリティー・ナンバーは、自分の資質や能力を生かしながら社会的な役割を果たすことで、最終的にどこに辿り着くのか、何を実現するのかを表す、人生の到達点といえるナンバーです。
このようにチャレンジ・ナンバーとマチュリティー・ナンバーはどちらも、目標とする人生のゴール地点を表すナンバーですが、算出方法が異なります。私の場合、両方とも数字が異なり、チャレンジ・ナンバーの方がしっくりくる感覚がありますが、人によって感じ方は様々だと思いますので、両方のナンバーを算出されてみてください(^^)
カバラ数秘術では、バースデー・ナンバーを過去数と呼び前世を、ライフ・パス・ナンバーを現在数と呼び今世を、チャレンジ・ナンバーを未来数と呼び来世を表すとされ、これら3つの数字を左から順に並べる書き方があります。私事ですが、私の3つの数字の並び方と、家族の数字には共通点があります。家族は、お互い学びあうために家族という共同体で出会った関係性だと私は思っているので、ご家族の数秘も算出されてみると新しい発見があるかもしれません(^^)ただ家族といっても色々なご関係性があり、占いへの捉え方やプライバシーを気にされる方もいらっしゃるかもしれませんので、自分以外の人を占うときはお相手に承諾を得るなどして、ご配慮の上で行われてください。
今回は、人生の後半において重要となってくる、人生のゴール地点を表すチャレンジ・ナンバーについて書きました(^^)♪
※.数秘術は占いの一種です。ご自身がピンとこられる部分のみお受け取りください。トラブルや損害については責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。