
今回は、数秘術で取り扱うコア・ナンバーのうち「バースデー・ナンバー(Birthday Number)」についてご説明します♪
バースデー・ナンバーは生まれながらにして得意なことや特徴を表すナンバーです。前世の自分や、前世から引き継いだ能力ともいわれます。バースデー・ナンバーは他にも呼び方がありますが、沢山あって混同しやすいので、ここではこの呼び方に統一したいと思います。
前回も書きましたが、バースデー・ナンバーの特徴は人生の前半部分に出やすく、だんだんと今世のメインのナンバーであるライフ・パス・ナンバーに移り変わっていきます。ただ、バースデー・ナンバーの特徴は生涯なくなるものではなく、その人が人生の道を歩んでいくときに強みとなるもので、ライフ・パス・ナンバーを補佐し、その人の才能を引き出したり発展させたりする役割があります。
何事にも長所と短所があるように、バースデー・ナンバーにも自分の強みとなる部分と、悩みの原因になる部分があります。悩みや癖を見直しながらも、各バースデー・ナンバーが持つ強みを生かして、今世の人生を生きていく上で生涯役に立つナンバーとされます。
バースデー・ナンバーの算出方法をご説明します。
バースデー・ナンバーは生年月日の日にちの数字です。日にちが1桁の人はその数字を採用し、2桁の人は構成する数字を1桁に分解して足し、1桁になるまで繰り返します。例えば28日生まれの人は、2+8=10、1+0=1で、バースデー・ナンバーは「1」となります。11日、22日生まれの人は、11と22はマスター・ナンバーなので、この数字をそのまま採用します。
バースデー・ナンバーは、「1」のグループは、1日、10日、19日、28日生まれの人、というように、1~9、11、22の11グループに分けられます。11は1+1=2、22は2+2=4なので、11日生まれの人は「2」グループも、22日生まれの人は「4」グループもご参考にされてください。同じグループの人は、そのグループの数字の特徴を共通に持ちますが、1桁の誕生日の人はその数字の持つ特徴がストレートに表れやすく、2桁の人は所属するグループの数字に加え、誕生日を構成する数字の特徴も加わるため、同じグループであっても誕生日によって少しずつ特徴が異なります。奇数は男性性、偶数は女性性を表すといわれますので、性別を問わず、誕生日の日にちが奇数の人は男性的で、偶数の人は女性的だなと感じることが多いように思います(^^)ただ、6、7、8については違う分け方もあります。7は奇数ですが「哲学的、内省的」などの性質があるため女性性(陰)を、8は偶数ですが「成功、繁栄、野心」などの性質があるため男性性(陽)を、6は偶数で「共感、奉仕」という性質の他に「正義、責任」という性質もあるため中庸を表すともいわれます。このことから、基本的には奇数は男性性、偶数は女性性を表しますが、6、7、8については、もう一方の性格の要素も持ち合わせているため度合いで捉える、という風に私は理解しています。
ここでは1~9までの数字と11、22、33のマスター・ナンバーのご説明をしたいと思っていますので、それぞれの誕生日の特徴は、ご専門の先生の本等でご確認されてください。
今回は、今世の人生を生きていく上で強みとなる、バースデー・ナンバーについて書きました(^^)
※.数秘術は占いの一種です。ご自身がピンとこられる部分のみお受け取りください。トラブルや損害については責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。