
数秘術は、生年月日や氏名を数字に変換し、その数字が持つ固有のエネルギーから、生まれる前に自分で決めてきた人生の設計図や、内側の性格、外側の性格などを知る、占いの一つです♪
数秘術は英語でnumerology(ヌメロロジー)といい、numero(数)とlogy(学)を組み合わせた言葉で、直訳すると「数の学」という意味で、数秘学とも呼ばれます。
ピタゴラスの定理や「万物の根源は数である」と説いた古代ギリシャの哲学者・数学者であるピタゴラスが創始者とされ、数秘術がユダヤ教に伝わるとカバラ思想との融合によってカバラ数秘術が生まれました。
数秘術は何千年も前から研究されてきましたが、現代の数秘術で用いられている数の意味や計算方法とは一線を画すとされ、現代の数秘術は20世紀初頭にアメリカで活躍したミセス・L・バリエッタという女性によって書かれた著作を元に作られたといわれています。古い時代からの数秘術と分ける意味で、モダン・ヌメロロジーとも呼ばれています。ここでは、モダン・ヌメロロジーから学んだことと、本によってピタゴラス数秘術と書いてあったり、カバラ数秘術と書いてあったりしますので、私がこうかなと思う感覚も合わせながら書いていきたいと思います。
数秘術は生年月日や氏名を数字に変換し、その数字固有のエネルギーから、生まれる前に自分で決めてきた人生の設計図や、内側の性格、外側の性格などを知っていく方法です。「生まれてくる前に自分で決めてきた人生の設計図」と書きましたが、誰もが「今世はこういう経験をして、こんな感情を味わい、こんな人間になろう、こんな人生を送ろう」と、生まれてくる前に自分で決めてきていると思います。
スポーツや芸術の世界など、各界で若いご年齢の頃からご活躍されている方は、子供時代から明確に将来のビジョンがあり、目標や時期を具体的に文章に書かれているものを、インターネットで拝見したことがありますが、第一線でご活躍される方は、ご自身の人生の設計図を覚えていらっしゃる方がほとんどなのではないかと感じています。有名な方だけではなく、誰にでも人生の設計図があり、それを覚えているか、思い出しているかの違いではないかと思います。数秘術は、生まれてきたときに忘れてしまっている人生の設計図や、自分で認識できている部分、できていない部分を含めた自分の性格や才能などを、自分で思い出せるように生年月日や氏名に暗号化したものを紐解いていくツールなのではないかと思います。
次回から数秘術で用いられるコアナンバーと、数字それぞれの意味を書いていきたいと思いますので、ご興味を持って頂けましたら宜しくお願い致します(^^)