
今回は「暦」とは何だろう?ということを書いていきたいと思います(^^)
暦の語源は諸説あるようですが、その一つに「日読み(かよみ)」=日を数える、というものがあります。日の連なりを一日、二日、三日・・・と正しく数えることを意味していました。「暦」という漢字の旧字体は「曆」で、この漢字の「厤」は、列を分けて揃えるという意味があり「曆」は「日を揃えて数えるもの」を意味します。
このように暦とは、日を正しく数えること、つまり時の流れを一日(一昼夜)を最小単位として、年・月・週・日などによって区切り、数えるようにした体系・システムのことです。それでは、どのように暦を作るのか、その仕組みや方法のことを暦法(れきほう)といい、太陽・月・星などの天体の運行を観測し、自然の周期性をベースにして作られます。暦法は、自然暦、太陰暦、太陰太陽暦、太陽暦に大別され、現在日本も含めて世界の大部分で使用されている暦法は、グレゴリオ暦という太陽暦です。
また私達が日常的に使用しているカレンダーそのものも「暦」といいます。
このように「暦」という語には、
1.時の流れを年・月・週・日などによって区切り数えるようにした体系
2.具体的な暦の仕組みを示す暦法
3.暦法に基づいて作られた頒暦・カレンダー
という意味があります。
暦は社会生活を営む上で必要不可欠なものであり、その規範に則って私達は普段生活をしていますが、ここでは、四季折々の自然の魅力や、お祭りや行事を楽しみたい、という想いで投稿していければと思います(^^)♪