
今回は数秘術における「7」の性質・意味をご説明します♪
1.キーワード
探究、分析、専門、知的、思慮深い、内省、神秘、完成、孤独、懐疑的
2.形・象徴

「7」の数字は「1」や「4」と同じように矢印の形をしていますが「1」と「4」は上に真っ直ぐ向いているのに対して「7」は右斜めに傾いた矢印です。これは、人間を超えた存在と繋がるためのアンテナを意味しているといわれています。このことからも「7」には「神秘」「スピリチュアル」という意味があります。
「7」を象徴する図形には、七芒星や四角形の中に三角形が入った形があります。
月の満ち欠けのサイクル(新月→上弦→満月→下弦)は約7日毎であること、7惑星(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星)、7曜日、7音階、7色の虹、7つのチャクラなどのように「7」は「物事の完結」「一つの周期の終わり」「物事が段階を追って成就し、一体となった様」を意味します。
3.性質・役割
「7」は数の中で最もスピリチュアルな数です。「7」の数字は人間を超えた存在と繋がるためのアンテナの形をしているといわれるように「神秘」「スピリチュアル」という意味があり「ミステリアス」な雰囲気があります。人智を超えた英知や物質界を支配する原理を獲得しようとすることからも「探究」「分析」「洞察」という性質があります。
「7」は「3」と「4」を組み合わせた数であることから「3」の「創造力」と「4」の「安定」「ルール」「コツコツ」という性質を併せ持っています。このことから、自分が決めた範囲内・枠組みの中で、コツコツと物事を追究する力・創造する力があり、これは「専門」「職人」「スペシャリスト」という性質になります。物事を深く追究する性質は「知的」「思慮深さ」に繋がります。
「7」は「物事の完結」や「一つの周期の終わり」を表すことから「完成」「完璧主義」の性質があり、独自のスタイルで一人で成し遂げようとするため「自立」「孤独」「個人主義」という性質があります。
「7」は奇数なので男性性の数ですが、陰陽では陰に属します。陰に表されるように、外側に向かってではなく、内側に向かって深く掘り下げようとし、哲学、心理学、科学など、真理や真実を追究します。物質的欲求や社会的な成功より、精神世界をはじめ自分の世界に関心があります。
「7」の何事も分析したり、冷静に周りの様子を観察する姿は「懐疑的」「神経質」「近寄りがたい」といった性質に繋がります。
「7」の性質がプラスに振れすぎると、知識や理論ばかりに囚われて、頭でっかちで理屈っぽくなります。「7」の性質がマイナスに振れすぎると、感情的になり、内向的で人と交わろうとせず打ち解けようとしなくなります。
4.各ナンバーの説明
4.1 ライフ・パス・ナンバー(生年月日8桁)
「探究」「分析」「専門」という性質から、何かを「探究」し続け「極める」人生を歩みます。自分の世界観がしっかりとあり、こだわりも強く独創的なため、人と一緒に何かをするより、自分一人のペースで物事を深く追究していくことが性に合っています。関わっている分野の他に、未知の世界や世界の謎など、深遠なテーマの解明に注力する人生を歩んでいきます。
4.2 バースデー・ナンバー(生年月日の日にち)
「探究心」「分析力」「洞察力」が強みです。興味のあることは納得がいくまで掘り下げ、粘り強く真実を追究しようとします。そうする中で専門的な知識や技術が身に付き、分野を問わず「専門家」「スペシャリスト」になる可能性があります。
4.3 チャレンジ・ナンバー(生年月日の月日)
「7」は「自立」して「一人で成し遂げようとする」性質があることから、興味・関心がある分野について、粘り強く最後までやり遂げることが目標です。できる範囲で自分一人で最初から最後まで取り組み、できないことや苦手なことは他者に協力を求めて、人間関係でもお互いに自立した関係性を築くことがテーマです。
4.4 ディスティニー・ナンバー(氏名)
物事を「探究」し続け、究めた知識や技術を世の中に提供することが役割です。「分析」「リサーチ」「調査」が求められる業務に資質があり、一人で集中できて、じっくりと時間をかけて取り組める環境が適しています。職業は、研究職、学者、医師、エンジニア、農業、占い師などに縁があります。他の人が見落としがちな世の中の不可解なこと、不明瞭なことにも向き合い、真実を解き明かして人々に伝える役割があります。
4.5 ソウル・ナンバー(氏名の母音)
魂・心は「探究」「分析」「思考」することを求めています。自分の興味のある分野を深く掘り下げ、追究していくことを好みます。そのため人と距離を置き、一人の静かな時間を必要としています。
また、世俗的なものより、質の高い洗練されたものを好みます。
4.6 パーソナリティー・ナンバー(氏名の子音)
感情的にならず考えてから行動するため「冷静」で「思慮深い」人に見られています。
また「神秘的」な雰囲気があり、人とあまり積極的にコミュニケーションをとろうとしないため、少し「近寄りがたい」存在に思われているかもしれません。
4.7 マチュリティー・ナンバー(生年月日+氏名)
人生後半において、真実を「究明」することを成し遂げていきます。興味のある分野、関わっている分野、あるいは世の中や社会の仕組みを「分析力」を駆使して「洞察」「研究」していく中で、世間一般に常識として浸透していることが、必ずしも真実ばかりではないということに直面することがあるかもしれません。「分析力」に加え「直感」「スピリチュアル」な性質も使って、表面的なことではなく、この世界を秩序立てている原理を解き明かしていきます。
5.気をつけたい一面・課題
「7」の数字が右斜めに傾いていることからも「7」は物事や世の中を違った角度から冷静に観察したり分析したりする性質があります。このことから、疑い深くなったり批判的になりやすかったりします。ときには思考することから一旦離れ、感情や感覚を優位にしてありのままを感じる・受け入れることが大切です。
「7」は「個人主義」「孤独」という性質があり、自分と他者を明確に分け、自分の世界に入り一人で物事を遂行しようとします。そんな性質は「近寄りがたい」「よそよそし」く見られることがあります。ときには他者との感情的なやりとりをして、人間関係を大切にした方が良いでしょう。
ご自身や身近な人のコア・ナンバーの中に「7」がある方はいらっしゃいますか(^^)?「7」は「ラッキーセブン」といわれるように幸運の数でもあり、神秘的でミステリアスな雰囲気がありますね☆
今回は数秘「7」についてご説明しました♪
※.数秘術は占いの一種です。ご自身がピンとこられる部分のみお受け取りください。トラブルや損害については責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。